Dancing on the B-Road (Mk. II)

サッカー中心だけどスポーツ全般。クルマやバイクも。好奇心の向くがままにツレヅレに、を目標にしております。

街の記憶。

東横線改札を抜けて,文化会館脇につながる通路を渡って。


 通学路,でありました。
 結構,便利に使える界隈でしたね。
 書店が多いので,雑誌を買うにも文庫を買うにも不便しなかったし。もちろん,専門書がそこそこにある,というのも助かります。そして,呑助的には,そういう方面のおみせも結構ありました。もちろんいまも,なのですが(と,イバれる話ではないのですが。),おサイフの軽い呑助さんにやさしい,そんなおみせが。


 もっと昔を思えば,プラネタリウムにはじめて足を運んだのが,文化会館でありました。


 文化会館が閉鎖されて,副都心線が開業して。


 ちょうど,文化会館の位置に副都心線の渋谷駅があるわけですが,数年後には副都心線の起終点にして,東横線の起終点となるわけです。さらには,文化会館周辺のエリアが再開発の対象になっています。かつての通りは使われていなくて,歩行者用のちょっとした通路が用意されています。


 街の記憶,というのか,DNAというのか,そんなものが地形に残っているという見方もできるはずですが,昨今の再開発は地形も対象にしています。新たな街区計画に際して,道路のレイアウトも変えるし,傾斜も必要となれば変えていく。ひとの利便性を高めるためのことですから,歓迎すべき話でもあるし,街の魅力が高まっていってくれるだろうな,とも思うところです。


 であれば,東京の持っているダイナミズムだな,と思うところもあるにはあります。ただ同時に,記憶が失われていくんだな,という思いに,ちょっとだけ駆られたりもします。


 かつての通学路を,そのままにトレースすることにたまたまなったのですが,思わずそんなことを頭の中に浮かべていたのでありました。